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[四国旅行記④]高知と言えばこの人!の生まれた町

久しぶりの更新です。私の仕事もようやく自宅待機の仕組みができたためやっとブログが書ける(`・∀・´)

 

では、今日は、

 

高知と言えばこの人!
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坂本龍馬についてです。

土佐藩を脱藩したのになぜか高知県はどこもかしこも坂本龍馬推し。ついには空港の名前にもなっちゃった(^_^;)

 

高知龍馬空港 

 

今回はそんな坂本龍馬の生まれ育った町のご紹介です。

高知県高知市に行ってみたい人

・歴史(特に幕末期)が好きな人 

・博物館での『見せ方』について学びたい人 

参考にしてみてください。

 

坂本龍馬誕生の地

坂本龍馬高知城下本丁筋、現在の高知県高知市上町というところで生まれ、育ちました。ここは下級武士や職人の多い町でした。

坂本龍馬が生まれたところにはこんな碑が立っています。

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座って一緒に写真を撮ることもできる(`・∀・´)

 

 地図にも載っちゃう(^_^;)

 

高知駅からの行き方】

路面電車:最寄駅は「上町一丁目」

       駅を降りたら来た方向へ少し戻ると大通り沿いに「坂本龍馬誕生の地」はあります。うっかりしていると通り過ぎてしまうのでご注意ください。

 

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高知駅前」から路面電車(通称“とさでん”)に乗り、「はりまや橋」駅でいの方面(この写真で言うと左側)に乗り換え、7駅目です。約20分。200円(市内均一料金)

 ※乗り換えるときには、200円を払って乗り換えるための『乗り換え券』を運転士さんから貰います。それを降りるときに出せば均一料金の200円で上町一丁目まで行けます。

 

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とさでん交通株式会社

 

★ちなみに一日乗車券というのもあります。500円で、200円の区間が一日乗り放題。3回以上乗るならお得です。運転士さんから買うこともできます。

 

高知駅からバスで行くなら約10分。

 

~~~~~

坂本龍馬誕生の地は大通り沿いにただこの碑と看板とベンチがあるだけです(^_^;)

ここであの坂本龍馬は生まれて育ったんだなぁと思い馳せてみてはいかがでしょうか。

 


龍馬の生まれたまち記念館

では次に、「龍馬の生まれたまち記念館」をご紹介します。

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ここは、その名の通り坂本龍馬が生まれた町に建っている博物館で龍馬を育てた人や家族、町について紹介しています。パンフレットによると“世界や国家の変革期にあって、その困難を乗り越えさせた龍馬という人材が、なぜここに育ち世に出たのかを紹介し、龍馬を中心とした歴史・観光・文化の推進とコミュニティ育成のまちづくりを目指して、龍馬の生まれたまち記念館を建設しました”とあります。まちづくりまで目指した博物館!言い過ぎでは?と思った方、そうでもありません。DDは実際行ってみて、言い過ぎではないなと感じたところをご紹介しますヽ(´▽`)/

 

★この博物館のすごいところ★

・こだわりの世界観

この博物館はいろんなところにこだわりが感じられます。まずは展示物の解説は全て土佐弁なんです。「まっことよう来たねぇ」から始まり、龍馬のことを龍馬のお姉さんが土佐弁で説明していいるという設定では、「まっこと心配したきー」みたいな感じ。(イメージです。一字一句は忘れちゃったので。あってるかな??)

最初は読みづらいですが、ずっと読んでいるうちの土佐の雰囲気にすっかり浸かってきます。龍馬の世界観にどんどん引き込まれてきます。

この博物館はこの「世界観」を大事にしているようです。館内に入るとまずこんな案内が!

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「デフォルメし、イメージで作製しているところがあります。」って。ちょっと盛ってますと堂々と言っています。こんなの初めて見ました(^_^;)けどそれはつまり、私が引き込まれた世界観はまさにここの戦略だったわけです。あえて、でした。

 

・おもしろい今昔マップ

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まず博物館に入ると、上町というまちを模型などを使って再現している空間があります。そこに地図があります。スマホのように手で動かせる地図です。そして、それはそれだけじゃない!

その地図に置いてある砂時計(15センチくらいの重りのようなもの)をひっくり返すと龍馬がいた頃の地図に変わります。またひっくり返すと現在の地図に戻ります。名所などの解説も表示されます。ということで『今昔マップ』です。

この地図はまります。一応DDは大人なのですが、すっかり夢中になっちゃいました(^_^;)砂時計をひっくり返して、地図動かしてまた砂時計ひっくり返して解説読んで、またひっくり返して・・・その繰り返し。止まらないお菓子のように夢中になりました。近くにいた別の大人が空くの待ってるのにも気付かなかった。(DDがどいたらその方もすぐに地図を触ってました(^_^;))

 

・バーチャルシアター

2階には、360°スクリーンに映像を映して、臨場感たっぷりに龍馬がいた頃を追体験できるシアターがあります。鳴子*1を鳴らして物語に参加することもできます。これもこの博物館がこだわっている、来た人に体験してもらいたい世界観ですね。

DDは時間がなく、鳴子が置いてあるのは見たのですがシアターは見れなかったので、今度高知に行った時に見てみたいです。鳴子を鳴らして参加とはいったどういうことなのかとても興味があります。

 

博物館として『見せ方』をとても工夫しているところだと感心させられました。子供も大人も楽しめる仕掛けがいっぱい。季節によってイベントをやっていたり、ワークショップをやっていたり本当に工夫をしているなと感じます。美術館・博物館の関係者の皆さん、参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

【開館時間】8:00~19:00(最終入館時間18:30)

【入館料】300円(高校生以下無料)

【駐車場】普通車用10台程度有り

【行き方】路面電車:「上町1丁目」から徒歩約3分/バス:「上町1丁目」または「上町2丁目」から徒歩約3分 

 

ryoma-hometown.com

【電話番号】088-820-1115

 

☆.。.:*・まとめ ☆.。.:*・

だれもが知っている歴史上の人物、坂本龍馬。龍馬に関連する観光地は桂浜が有名ですが、実は高知駅からは少し離れています。今回ご紹介した場所は高知駅からは比較的近いところにあるので、高知駅付近でちょっと時間空いちゃったなというときにもさっと行くことができ、楽しめるのでおすすめです。

 

 

 
 
~四国旅行記これまでの記事~

 

*1:なるこ。よさこい祭りで踊り子さんが手に持ってかちかち鳴らしているアレです